コーヒーの木1本から約3kgのコーヒーの実が収穫できる。生豆にすると、500g、焙煎豆になると、400g程度の コーヒー豆の量になる。(参考:「コーヒー語辞典」山本加奈子 著)
インスタントコーヒーにはスプレータイプとフリーズドライタイプの2種類以外に、ネスレ日本はレギュラーソリュブルコーヒーを発売。 粒子が細かい粉状になっているものがスプレータイプ、粒子が大きいものがフリーズドライタイプ。そしてレギュラーソリュブルコーヒーはネスレ日本独自の製法で作られている。
世界のコーヒーの需要・供給バランスと、価格の安定、そしてコーヒー消費振興のために、生産国と消費国が協力して取り組むよう、1962年、国連本部において協定が取り交わされた。国際コーヒー協定という。この協定に基づいて、様々な問題を取りまとめるのが、国際コーヒー機構(略称 ICO)でありロンドンに本部がある。(UCC COFFEE MUSEUM GUIDEBOOKより)
乾燥されたアラビカ種コーヒーの生豆はおおよそ図のような成分比率になるが、焙煎により小糖類(ショ糖など)とアミノ酸はほぼ消失し、クロロゲン酸は焙煎度に応じて5%以下になり、水分も焙煎度に応じて3%以下になる。カフェインは焙煎してもあまり変化せず、褐色色素が焙煎により生じてくる。
珈琲が苦いのは何故? 珈琲の苦味成分としてよく言われるのが、カフェインやけど、調べたところ、カフェインは苦味として感じられる成分の内の10%程度で、残りの90%は褐色色素やということで、深煎りになるにつれて褐色色素の量が増えて、苦味が増すと言うことみたいやねえ。...